パパさんです。妻、娘1人、犬1人と一緒に暮らしています。地方の病院で臨床検査技師をしております。検査技師のことだけでなく、子育てやワンちゃんとの生活、資産運用(投資)のことなど様々なジャンルについてお話します。
今回は配当ETFといえばの定番中の定番VYM、HDV、SPYDについてお話していこうと思います。むしろなぜ今まで紹介していなかったのか…。初心に戻って自分のなかでも整理をするためにこの配当御三家にフォーカスを当てました。新NISA(成長投資枠)との相性はいかかがなのでしょうか。
あくまで私の推しはRDVYです。RDVYについてはこちらをご参照ください。
構成銘柄
VYM
まずはVYMから。
バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)。平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:USより
つまり、平均以上の配当を出す企業を時価総額加重平均で集めてますよーっていうETFです。400銘柄以上で構成されているため分散という点では全く問題ないと思われます。上位10銘柄は(2023.9.26時点)、XOM、JPM、JNJ、AVGO、PG、HD、CVX、MRK、ABBV、PEPになります。
HDV
続いてHDVです。
iシェアーズ・コア高配当株ETFは、米国籍のETF(上場投資信託)。あらゆる時価総 額水準の株式銘柄を含むモーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指す。主に消費財、生活必需品、エネルギー、石油・ガス、電気通信セクターの企業に投資する。代表サンプリング手法を用いて保有銘柄のウエートを算定。
HDV 銘柄 - iシェアーズ・コア高配当株ETF 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Marketsより
モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成績を目指すようですね。代表サンプリング手法を用いて保有銘柄のウエートを算定とありますが、サンプリング手法とは時価総額の中央値、株価収益率、株価純資産倍率、利益の成長率、標準偏差、業種分配などが指数の特性と同じになるように構成するみたいです。詳しいことはよくわからないですが、すごく難しい選定をしてくれてるみたいですね。上位10銘柄は(2023.9.26時点)、XOM、JNJ、CVX、ABBV、VZ、KO、PEP、MO、CSCO、IBMになります。
SPYD
続いてSPYDです。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当ETFは、米国で設立された上場投資信託です。当ファンドは、S&P 500高配当指数の価格と利回りのパフォーマンスに対応する投資成果を提供することを目指しています。このインデックスは、S&P 500の中で最も利回りの高い企業80社を指標利回りに基づいて追跡します。SPYD 銘柄 - SPDR Portfolio S&P 500 High 投資信託(ファンド)情報 - Bloomberg Marketsより
S&P 500高配当指数をめざすファンドの様です。利回りの高い企業80社を均等に保有しています。上位10銘柄は(2023.11.1時点)、STX、NRG、PKG、AMGN、PSX、IP、IBM、VZ、T、WMBになります。聞き馴染みのなみ銘柄も多く存在しそうです。利回りが高い=株価が低いという可能性も大いにあるので注意が必要です。
パフォーマンス
パフォーマンスは以下に示す通りです。青い線がVYM、赤い線がHDV、黄色い線がSPYDになります。2016年からのパフォーマンスの比較になります。コロナショックや2022年も経験しているのでデータとしては問題なさそうですね。
サイトは「Backtest Portfolio Asset Allocation (portfoliovisualizer.com)」を参照ください。
色々と組み合わせることができるのでぜひ皆様活用してください。2016年に10000$購入して配当再投資でのパフォーマンスになります。最初の頃はSPYDのパフォーマンスがよかったですが、コロナショックでガクッと落ちてからは、なんとも言えないですね。安定という意味ではやはりVYMの保有をお勧めします。
分配金
VYM、HDV、SPYDの配当金になります。全体的にSPYDの配当金が多いのが分かりますが、2021年に急激に落ちているのが分かります。SPYDはかなり分配金にばらつきがあります(RDVYもそうではありますが・・・)。その点VYM、HDVの配当金は安定してますね。2023年の分配金は出そろっていないので2022年より少なくなっていますが、残り1回の配当が出たらVYM、HDVは2022年を超えそうです。
経費率
経費率はVYM=0.06%、HDV=0.07%、SPYD=0.08%となっております。どのETFの経費率も安いですね。こうしてみるとRDVYの経費率は高いです…。
最後に
購入金額も手ごろなので定期的に買い付けていくのもいいかもしれませんね。これらのETFも悪いわけではなくむしろいいETFです。そして、この3つのETFの中から一つだけ選ぶとしたら私の場合は、VYMになるかと思います。ただ、私の心にぶっ刺さったのはRDVYなのです。将来どれだけお金を生んでくれるのか今から楽しみです。
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