パパさん日記

妻、娘1人、犬1匹と一緒に暮らす平凡な臨床検査技師のパパさんです。

隠れた名配当ETF:グローバルX社のQDIVを深堀してみました!!

パパさんです。妻、娘1人、犬1人と一緒に暮らしています。地方の病院で臨床検査技師をしております。検査技師のことだけでなく、子育てやワンちゃんとの生活、資産運用(投資)のことなど様々なジャンルについてお話します。

今回はグローバルX 高配当・優良・米国株ETFのQDIVについてお話していこうと思います。私のポートフォリオの中でも最近組み入れた内の一つです。かなりマイナーなETFですが、調べれば調べるほど隠れた名ETFなのでは…!?と思える逸材でした。クオリティスコアと配当利回りの両面で、S&P 500の上位200に入る米国株式に投資しています。クオリティ基準とは株主資本利益率、未払い費用、財務レバレッジなどのさまざまな指標に基づいています。それらをクリアした銘柄にのみ絞って投資をしています。

もうちょっと簡単な言葉で説明してもらえるかな…。

 

 

構成銘柄

S&P 500の上位200位に選ばれたクオリティスコアと配当利回りで選ばれているので銘柄選定としては問題ありません。時価総額61億ドル以上、年間浮動株売買回転率1以上となっています。下手に素人が個別銘柄をあさるより断然安心です。200銘柄に分散されているので分散力としては高そうです。選ばれた銘柄は等ウエイトで組み入れられています。日本ではコロナショックで多くの企業が配当を減額、停止しましたが米国は企業は株主のものという考え方なので不況でも配当出し続けている企業が多いです。

QDIVに含まれる企業は、オムニコム・グループ(OMC)、マラソン・ペトロリアム(MPC)、バレロ・エナジー(VLO)、パラマウント・グローバル(PARA)、ライオンデルバセル・インダストリーズ(LYB)、ブロードコム(AVGO)、インターパブリック・グループ(IPG)、タペストリー(TPR)、ダウ(DOW)、ターゲット(TGT)が上位10銘柄になります。半分以上は今回初めて聞いた企業です。JEPIやDGRW、2236と組み合わせて持つとさらに銘柄分散され相性がよさそうです。グローバルXは尖ったETFのイメージがありますが、QDIVや2236などの隠れた優良ETFが存在するのですごく好きな企業です。

まだまだ見つかっていないETFもたくさんありそうだね!

https://www.bloomberg.co.jp/quote/QDIV:USより


セクター比率

セクター比率はGICS基準でセクター比率を25%を上限としています。セクターも分散されているので、景気後退や好景気などの期間でもある程度安心してパフォーマンスを出してくれそうです。金融が20%を超えていますね。不動産も15%と思った以上に景気に左右されそうな気がします。高配当な分金融危機が来るとどうなるのか…。生活必需品や資本財が25%程度あるのでやはり安心できそうです!

https://etfdb.com/thematic-investing-channel/qdiv-boasts-dividends-returns-more/より



パフォーマンス

パフォーマンスになります。比較としてVTIとVYMを対象に使っています。青い線がQDIV、赤い線がSPYD、黄色い線がVYMになります。2019年からのパフォーマンスの比較になります。QDIVが最近できたETFなので比較期間としては短いです。

サイトはBacktest Portfolio Asset Allocation (portfoliovisualizer.com)

からになります。色々と組み合わせることができるのでぜひ皆様活用してください。2019年に10000$購入して配当再投資でのパフォーマンスになります。コロナショック後はVYMにパフォーマンスは劣っていますが、その後盛り返して最終的には1000$以上の差をつけています。去年パフォーマンスのよかったVYMにもパフォーマンスは上回っていました。ただ、優れたETFであることには変わりませんのでVYM派という方の意見も参考にしております。

QDIVとSPYDとVYMのパフォーマンスの比較



手数料

手数料は0.20%になります。安いとは言えませんが許容範囲内であると思っております。むしろ0.20%の手数料を払ってでもVYMよりパフォーマンスがいいというのは衝撃の結果ではないでしょうか。

分配金

分配は毎月分配になります。しかもDGRWとは違い毎月均等に分配されます。毎月同等の額が分配されるのは嬉しいです。

毎月同程度の分配金だと再投資の予定が立てやすいね!

増配率

2018年の年間配当額は0.3372ドル(6か月分/税抜き前)、2019年の年間配当額は0.768576ドル(税抜き前)、2020年の年間配当額は0.799$ドル(税抜き前)、2021年の年間配当額は0.801ドル(税抜き前)、2022年の年間配当額は0.956969ドル(税抜き前)となっております。2018年の年間配当額を12か月分の0.3372×2=0.6744ドルと置き換えて計算すると年間増配率は、平均9.4%となります。かなり高い増配率ですよね。年間配当額でみると未だ減配していません。つまりてば持つほどYOC(Yield on Cost)が高くなっていきます。YOCとは具体的に{年間受取り配当金÷買値 (平均取得価格)}であるため、連続増配する前提で考えると、基本的にYOCが高い銘柄ほど、長期保有するに従って配当利回りが上昇します。

さいごに

購入金額も手ごろなので定期的に買い付けていこうと思います。現在の利回りではなく、5年後、10年後、20年後の利回りを考えたらぜひとも保有したいと思っております。将来どれだけお金を生んでくれるのか今から楽しみです。

 

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