パパさんです。妻、娘1人、犬1人と一緒に暮らしています。地方の病院で臨床検査技師をしております。検査技師のことだけでなく、子育てやワンちゃんとの生活、資産運用(投資)のことなど様々なジャンルについてお話します。
今回は私のポートフォリオの主役であるEDVについてお話していこうと思います。
いままで株式がメインだった私には債券ETFのEDVなど名前も知りませんでした。そんな
私がポートフォリオのメインにしているEDV…。一体どんなETFなのでしょうか。
EDVとは
EDVとは、「ブルームバーグ・バークレイズ米国債STRIPS(20-30年)均等額面インデックス」の動きに連動する投資成果を目指す米国ETFです。このインデックスは、残存期間が20~30年の米国財務省証券ストリップス債のパフォーマンスを測定する指数です。ストリップス債とはいったい何なのでしょうか。初めて聞く言葉です。調べてみたところストリップス債はSeparate Trading of Registered Interest and Principal of Securitiesの頭文字をとっている言葉です。ながながと説明されているのですが、簡単に言うとゼロクーポンの債券です。ゼロクーポンとは利息がもらえない代わりに安い価格で債券を購入することができます。EDVはデュレーションが24年ある債券です。
デュレーション
では、デュレーションとはなんなのか。デュレーションは、金利の変化に対する価格感応度を示す値(単位:年)で、債券投資において広く用いられるリスク指標です。デュレーションは長ければ長いほど、債券は金利変動に対して感応度が高くなり、結果、債券価格の変動がより大きくなります。
債券ETFでおなじみの$BNDのデュレーションは6.2年なのでEDVのデュレーションがどれだけ長いかが分かりますね。20年越え国債のTLTでさデュレーションは18.89年です。保有してて思ったのですが、確かに動きは激しいです。指数以上に動くときはざらにあります。
構成
構成は以下の図のようになります。ブルームバーグ・バークレイズ米国債STRIPS(20-30年)均等額面インデックス」の動きに連動する投資成果を目指しているだけあって均等にストリップ債を保有しています。GOVというのが米国債を表していそうです。ここについてはあやふやですみません。
配当利回り
国債は価格と金利がシーソーの関係になります。以下の図のように金利があがれば債券価格が下がり、金利が下がれば債券価格が上がります。価格が下がるということは利回りがあがり、価格が上がると利回りは下がります。2023年はFRBの政策により利上げに次ぐ利上げで債券価格がバーゲンセール状態になっております。2023.3.16日現在の利回りは3.06%になっております。債券なので米国が破綻しない限りは3%の利回りが確保されています。めちゃめちゃありがたいですよね。また、チャートの図を見ていただくとわかるように設定来でかなり安いところにあることが分かります。そして最近底をついた後徐々に上がってきていることが分かります。MAXは170$オーバーあります。まだまだ上昇の余地があることが分かります。
なぜ今債券投資なのか
ここ最近FRBの利上げによる影響がぽつぽつと出始めました。シリコンバレーバンクやシグネイチャーバンクの破綻のニュースがありましたね(2023.3.16日現在)。クレディスイスも破綻の危機か?というニュースも流れてきました。銀行の破綻のニュースを聞くとリーマンショックの再来か?と思うかもしれませんが、リーマンショックは断言はできませんが来ない確率の方が高いと思います。それだけリーマンショックは複雑な要因が合わさって起こっています。リーマンショックについては「マネーショート」をみれば内容を理解できると思います。
リーマンショックは再び起こらないにしても投資家の不安は増大します。そして個人投資家だけでなく機関投資家も安全資産といわれる国債を大量に買います。元本保証されていて3~4パーセントの利子をもらえる現状は正直言って株よりおいしいですからね。とにもかくにも国債が大量に買われることによって国債の価格が上昇していくので、今が米国債ETFを買う最後のチャンスであると私は考えています。もちろん投資は自己責任です。
最後に
今回は株ではなく国債(米国債)の話をさせていただきました。もちろん、最終的なパフォーマンスは株式の方がダントツにいいので株の価格が安い今買い進めていくのも一つの手ではあると思います。ここで一番もったいないのは暴落の恐怖のあまりに株を売却して市場から去っていくことです。市場の養分にされておしまいはもったいないです。自分の許容範囲でいいので市場には残り続けましょう。
私のEDVの保有成績になります。
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